最終更新日 2024-09-25

User.version.dllの作り方

Visual Studio 2015の準備

User.version.SDKそのものは、ほとんどソースを内包していません。
普段C#を利用される方は、提供されている.NET FrameWorkライブラリそのものの具体的な実装内容を
ソースまで巡って実際確認する、といった習慣はないことでしょう。

どちらかと言えば、「アセンブリとなるdll」を参照可能として加え、
「入力補完」や「オブジェクトブラウザー」や「各種API資料」を元に使っていくというスタイル
だと思います。

User.verson.SDKもそのスタイルに習っています。
HD.version.dllをアセンブリとして加えることで、HD.version.SDKの98%ほどの機能が、
そのまま利用可能
です。

参照としてHD.version.dllを加える

User.version.SDKは、そのままではコンパイルできません。
参照として、HD.version.dllを追加
してください。



User.version.dll

User.version.SDKをコンパイルすると、
x86\ReleaseフォルダにUser.version.dllが出来上がりますので、
このファイルを天翔記フォルダへとコピーしましょう。

天翔記フォルダ天翔記HD版の実行ファイルがある場所のこと。

version.dllとHD.version.dllSDKに元々添付されているversion.dllとHD.version.dllのコピーも忘れないでください。
天翔記HD版がversion.dllを呼び出し、
version.dllが「どのプログラムから呼び出されたのか」を判断し、
呼び出したのが天翔記HD版であれば、HD.version.dllを呼び出します。
そして、HD.version.dllは、User.version.dllの状態が正しければ、
実装されているイベントハンドラだけ呼び出します。
コピーバッチの必要性開発をし始めると、1日100回はUser.version.dllをコピーすることになるハズです。 コピー用のバッチファイルなどを制作しておくのをお勧めします。