最終更新日 2025-07-22
User.version.SDK
更新日 2016/01/17
User.version.SDKとは?
これはC#用の「天翔記HD版ソフトウェア開発キット」となります。
主に出来ること
HD.version.SDKと同じことが可能です。C++/CLIではなく、C#で記述できるものです。
HD.version.SDKと比べた場合のメリット・デメリット
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メリット
- コンパイルが速い(リビルドしても0.3~1秒程度)
- 文法が現代的でかつ自然。入力補完が完璧。
- dynamic型などルーズなこともやりやすい。
- HD.version.SDKはList<T>系が多用されているため、C#のラムダやLINQと相性が良い。
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デメリット
- 言語的にインラインアセンブラが使えない。
よって天翔記の新たなイベントハンドラを補足し、自分で作成したくともC#では実現できない。 - 位置型やベクトル型のうち、「グローバル空間の演算子オーバーロード」のようなC++のみ可能なものは利用できない。
動作環境
OSWindows10以上それ未満のバージョンのOSでも動作する可能性はありますが、
対象外となります。 .NET.NET FrameWork 4.6以上(※ Windows10には最初から入っています。)開発環境 Visual Studio 2015 Update3 以上 より新しい開発環境でも問題は無いと思われます。 使用言語 C# ゲームの値の判定・制御・Listのフィルター操作といった面では、
C++/CLIよりC#の方が適性があります。
依存 HD.version.SDK HD.version.SDKに含まれる、version.dllとHD.version.dll の2つが必要です。 - 言語的にインラインアセンブラが使えない。
使い方
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ファイルの置き場所と実行方法
HD.version.SDKに含まれるversion.dllとHD.version.dllを天翔記ディレクトリへと配置。
自分で、User.version.SDKをコンパイルして、出来上がったUser.version.dllを天翔記ディレクトリに配置。
そして、天翔記HD版を実行。
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User.version.dll
ご自身でVisual Studio 2015を使い、
「ユーザー天翔記クラス.cs」などのソースへ「自分で行いたいことを」を記述。
コンパイルしてdllを作成することとなります。